アンダーローン型の資金を提供している質屋ですが、始まりは鎌倉時代からと言われている。
その仕組みは、お客様がお持ちのモノを担保として、その評価額の範囲内でお金を一時的に提供し
時間を要する手続きや審査などはなく、どなたでも利用でき、与信は不要で、申込から最短5分程度で必要な資金を調達できる。
必須書類は本人を確認できる証明書だけで、後は質屋に預けるモノ(質種)だけ。
資金を調達するまでの規定は、故売しないこと。本人を確認すること。個人を与信しないこと。モノの真贋含め査定すること。後は質札と元本(査定額)をもらい、約定の期限までに、利息と元本を戻す。もしくは、利息を払って、期限を伸ばす。最悪の場合、利息と元本を払えなければモノは質屋の所有物になる。但し、アンダーローン型なので個人に差額請求はない。
その後、質屋は買い取ったモノを転売して利益を得る。
この質屋サービスのボトルネックは、モノを預けないといけないので、使えず、売ったのと同じ状態であること。
それだったらと、代わって台頭してきたのがフリマサービスで、預けて、使えないなら、いっそ自分で、高く売って、調達する。
そのフリマサービスにもボトルネックがあり、売りたくはないモノだけど、資金が必要だから仕方なく売ることになる。
そこに新しい資金調達手段として『ままレンタル』が提供する新たなサービスのように、来店不要のスマホで申し込めて、期限まではモノを預けなくても良く、期限までに元本を返戻して買い戻せる、アンダーローン額の資金を提供している企業も出てきた。
今後はこのような市場のニーズを捉えたアンダーローン機能が発達してくるかも知れない。